中学生の読解力

2017/9/26 火曜日

先日、中学生の読解力について衝撃的な調査結果が出た。中学3年生の約15%は、主語が分からないなど文章理解の第一段階も出来ておらず、また約半数の生徒が、推論や二つの文章の同異などを十分に理解していなかったというものだ。しかも、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇せず、高校の教科書が理解できないことで力が伸びていない可能性もあるという。
高校では読解力があまり上昇しないということが事実であるならば、小学校、中学校の段階で将来勉強についていけるかどうかが決まってしまうということだ。もちろん例外もあり、その事例を私はたくさん知っている。しかし、中学までに読解力を付けなければ、その後大変である例もたくさん知っている。どんな職に就いたとしても、勉強は一生続く。自分の将来を豊かにし、実り多いものにするためには、やはりすべきときにしっかり勉強しなくてはならないことは多くの経験則からも言われていることである。小学生や中学生、または子どもを持つ保護者の方はこの事実をしっかりと受けとめているのだろうか。また我々をはじめ、教育産業に携わる者は、その片棒を担いでいるかもしれないという認識をしっかり持っているのだろうか。こんな調査結果を見てしまうと、とても心配になってしまう。
読解力をつけるのは一朝一夕にはいかない。多くの本を読み、自分とは違う考えを持つ人とも短文ではない会話をし、適切な読解問題を解く習慣を付けなくては力は付かないだろう。
我々は日々そのことを憂え、何をすべきか考えて、子どもたちに提供している。その自負がある。11月に行われる第21回全国統一小学生テストを実施するのもその一環だ。自分の実力を目の当たりにし、全国のレベルがどのようなものであるかを知るなかで、自分はもっと努力をしなくてはならないとの意識を持ってほしい。そう願ってやまない。現在、受験申込受付中だ。一人でも多くの小学生に受験してほしいと切に願う。<社本>

カテゴリー: 未来教師ブログ — mirai @ 11:47:04

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