日本語的英語表現について

2017/10/10 火曜日

「ただいま。」

「お帰りなさい。今日のペーパー・テストどうだった?」

「英語がやばかった。」

「やばいって何が。」

「ヒアリング・テストが全然聞き取れなかった。」

「じゃあ、『みらい』の『速読英語』がためになるってことだから受けてみれば。」

「じゃあそうするよ。で、お母さん、お腹がすいたから、何か食べるものない?」

「冷蔵庫に焼きおにぎりが入っているから、電子レンジでチンして食べれば。」

「やったぁ~。」・・・・・

 

さて、上記の親子の会話の中の英語的におかしな表現はいくつあったでしょうか。

正解は全部です。

まずは、「ペーパー・テスト」。学校での「筆記試験」のことを「ペーパー・テスト」と言ったりしますが、これは、正しい英語とは言えません。実は、英語のpaper testとは製紙工場などでの「紙(質)の検査」のことになってしまいます。日本人が「筆記試験」をなぜペーパー・テストと言うようになったかは不明ですが、「筆記試験」のことを、英語ではなんと言うのでしょうか? 実際に筆記用具を使って「書くテスト」ですから、文字どおり written testです。これからは「リトゥン・テスト」と言いましょう。

次に、「ヒアリング・テスト」。私が中学生の頃にはこれでした。外国語学習などの「聴き取りテスト」のことをこのように言っていました。英語の hearing testは「聴力検査」のことで、学校の「聴き取りテスト」である「ヒアリング・テスト」ではありません。hearは「自然に聞こえる」の意で、listenの「意識的に注意して聴く」とは違うからです。最近は「リスニング・テスト」言うようになっていますね。英語では「聴き取りテスト」のことを、listeningcomprehensiontestと言います。

最後に「電子レンジ」。電子レンジは毎日の食生活の中でとても重宝している家電です。電子レンジは英語ではmicrowaveと言います、電子レンジは温める物に「マイクロ波」と呼ばれる電波を通して物を温めます。このマイクロ波を英訳すると microwaveであるため、このような名前が付けられています。では、日本語の「レンジ」とはどこから来たのでしょうか。「レンジ」という言葉には「かまど」という意味があり、そこから転じて「電子レンジ」と呼ばれるようになったそうです。「電子カマドでチン」ではなく、これからは「マイクロウェイブでチン」と言いましょう。

 日常生活の中で使われている英語やカタカナで表されている言葉が外国の人達に本当に通じるのか疑ってみましょう。身近な物では「ノートパソコン」。日本人には当たり前の言葉ですが、外国の方には通じないようです。自分で調べてみましょう。<海野>

カテゴリー: 未来教師ブログ — mirai @ 22:01:44

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